「ハイ!」
「新郎友人代表、磯野カツオ」
「中島ハトテモイイ奴デス。タマニ喧嘩シタリモスルケド、
中島ハ最高ノ友達デス。僕ハ中島ト友達ニナレテ本当ニヨカッタデス。
中島、幸セニナレヨ!」
「もちろんだよ磯野〜!」
「ハイ!」
「では、新婦家族代表、磯野カツオ」
「姉サンハトテモイイ女デス。時々僕ラガ兄弟ダトイウコトヲ忘レテ、
ムシャブリツキタクナリマス。」
「まあ、カツオったら☆」
「中島ハコンナイイ女ト結婚デキテトテモ幸セデス。中島ニハモッタイナイクライデス」
「もちろんだよ磯野〜!」 「二人共僕ニトッテハカケガエノナイ人デス。ドウゾ末永クオ幸セニ・・・」
「カツオ・・・いけない!私ったら!!今日は泣かないって決めたじゃない☆」
「では指輪交換を」
「汝磯野サザエに問ふ」
「夫中島を生涯の伴侶とし一生を歩んでゆく事を誓うか?」
「誓います。」
「続けて汝磯野サザエに問ふ」
「このネックレスは汝磯野サザエの落とし物か?」
「違います。」
「では汝中島に問ふ」
「妻磯野サザエを生涯の伴侶とし一生を歩んでゆく事を誓うか?」
「・・・」
「中島君?」
「・・・」
「中島君、誓ってくれるよね?」
「もちろんだよ磯野〜!」
「では指輪を交換し、誓いの証拠として口付けを交わしなさい」
「これが証拠です、神父さん」
「ち、ちが、私にするのでは・・・」
チュッ
「!!」
「この濃厚なコクと味わい。この女、まさか!!」
「イブの生まれ変わり!?」
「中島とやら、早く私にキスをしなさい!!」
「中島君、恥ずかしがらないで、これは儀式なのよ」
「もちろんだよ磯野〜!」
チュッ
「!!!」
「私の唇と彼の唇が触れた瞬間、電撃が走った・・・もう確かだ・・・」
「この方達はアダムとイブの生まれかわりだ!!!」
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