「こんな所にいたか、アンパンマン。さあ戻るぞ。」

「バイキンマン・・・どうして・・・」

「お前を連れ戻しにきたんだ。さあ行くぞ」

「・・・戻っても追い返されるだけさ」

「大丈夫。実はお前に内緒にしてる事があるんだ。・・・とにかく付いてきてくれ。」
























「アンパン・・・戻ってきたか!・・・バイキン、もうあの事は言ったのか?」

「まだ・・・。」

「そうか、アンパン、隠しててすまない。よーく聞くんだ。」

「・・・なんだい?」

「お前は・・・。」














「糖尿病だ。」

「はぁ〜?」

「それも重度の。もってあと半年の命だ。最近の調べで分かった。」

「ちょっとちょっとちょっと・・・・ちょっと待ってねジャム親父。えーっとー・・・よく意味が・・・」

「大変申し訳ないんだが私のパン作り技術がまだまだ未熟だったらしい。

頭部のアンコが少しずつ少しずつ体内へ溶け出していき 大変糖分の高い血液になってしまったようだ。」

「んーと・・・前々から疑問に思ってたんだけど俺の体はパンなの?人間なの?」

「人間。」

「マジで!?頭もパンだから当然体もパンだと思ってた・・・」

「ふふふ、頭がパンだからって体もパンとは限らないっていういい見本だな。」

「ほんとだね!いい見本だ!っておい!」

「うふふ(笑)まあ残り半年、満喫してくれ。」





「ENF・・・」

「ん?」

「エターナルフェイスで治せないかな?糖尿病。」

「アンパン・・・お前どこでその名を・・・」

「分かんね。」

「確かに・・・治るだろう。何しろいつでも元気100倍!アンパンマン!になれるからな。」

「そうだろ?作れない?」

「作れない事はないが・・・」

「じゃあ作れ。」

「準備が必要だ。数日間待っててくれ」



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