「待たせたな。」
「ひさしぶりやな、サザエはん」
「よく来てくれた。・・・二人一緒に来たのか?」
「途中で会ったんや。一人だけ乳酸発酵しとるからすぐ分かったわ」
「そうか、とりあえず座ってくれ。」
「早く聞かせろ、詳しい話を。」
「あのーお客様、ご注文はよろしいでしょうか?」
「そうやなーワイはコーヒーとドラ焼きや」
「あの、すみませんドラ焼きはおいてないんですけど・・・」
「なんやと!?じゃーワイのなんか秘密道具と交換したる。選べ。」
「え・・・、じゃあどこでもドアで・・・」
「調子こくな小娘が!お前なんか暗記パンで十分や!好きなだけ暗記すればええわ!」
「おいアンパンお前は何頼むんや?」
「そうだな、俺はサンドイッチでいいや」
「ご一緒にコーヒーや紅茶はいかかでしょう?」
「力抜けるわ!!」
「あ、はい。。。すみません。。。」
「ったく最近の奴はマニュアルでしか動けねー。」
「まあそのぐらいにしておけ。そろそろ本題に入っていいか?」
「早く聞かせろ」
「カツオが、私とタラを除く磯野家を皆殺しにした。たった一人でな」
「なんやと!まさかあの無毛の皇帝、血塗られたハゲと恐れられ忌み嫌われた磯野波平もか!?」
「そうだ、それに磯野フネもだ。今だから言うが磯野フネは磯野波平だ。つまり磯野フネは磯野波平の分身体だ。」
「そんなバカな!じゃあお前はどうやって生まれたんだ!」
「それには触れないでほしい・・・・。」
「ごめん・・・。」
「ようするにカツオは波平二人を相手にたった10分で仕留めた訳だ」
「10分で!?」
「そうだ。私がちょっと出かけてる隙をつかれた。ちなみに波平の力は私の2倍」
「なんやと!?そこまでカツオは強いのか!?」
「強い。だが昔はそこまででたらめな強さではなかった。何かカツオにあったとしか思えん」
「だけどどうするのよ!そんな強いんだったら勝てる訳ないじゃない!」
「いっとくが俺の舎弟の食パンカレーパンは役にたたねーぞ」
「分かってる。ドラえもん。」
「なんや?」
「お前んとこのジャイアンを呼んでくれ」
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