時を遡り、目玉の親父の話に戻します(一章第8話の続き)














「スーパーコンタクトを装着すればワシに見えぬものなどなくなる。」

「じゃが親父殿、やはりあれは危険じゃ・・・」

「ババァ、先程から危険危険と、何がそんなに危険なんじゃ?」

「この子泣きのジジィは・・・そんな事も知らんのかえ?」

「よいよいババァ、ワシが説明するわい。ジジィ、スーパーコンタクトはな・・・まず第一段階として この世で最も強力な幻覚作用をおこす薬を服用しなければならないのじゃ。」

「最も強力な幻覚作用をおこす薬?なんじゃ?それは」

「めがねドラッグじゃ!!」

「め、めがねドラッグ!!?」

「そうじゃ。この世で最も恐ろしい薬じゃ。今までいくつもの国家や民族がこれで滅んできおった・・・。 噂によれば、これを飲んだ者はまわりのものが全てめがねに見えるらしい・・・」

「す、全てめがねに!!?」

「そう、そしてその中からただ一つだけ存在する『良いめがね』を探しださないと永遠とめがねの世界から抜け出せなくなるらしい・・・」

「な、なんて末おそろしい・・・」

「そして、運よく良いめがねを見つけ出せても・・・」

「な、なんだよ、まだあるのかよ!!俺こわくなってきた!!!」

「落ち着くんじゃジジィ。良いめがねを見つけ出せても、このめがねをちゃんと管理しなくちゃならんのじゃ。」

「ちゃ、ちゃちゃちゃ、ちゃんと管理だって!!?」

「落ち着くんじゃジジィ。ほこりとか傷ついたりしやすいからちゃんと管理しなきゃならんのじゃ。これが第二段階。そして・・・」

「ま、まだあんのーーー!!!体ガタガタふるえてきた!!!」

「落ち着くんじゃジジィ。続きはまた次話じゃ。」

「なんだよそれ!!」



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