「で、続きって何だよ〜・・・もうさっきからじんましんが止まらないよ〜」

「落ち着くんじゃジジィ。ちゃんと管理したら、いよいよ装着じゃ。」

「そ、装着だって〜!!」

「落ち着くんじゃジジィ。よい眼鏡は装着する人間を選ぶ。管理の時めがねにどれだけ愛情をもって接していたか、 どれだけめがねと一体化する事ができるか、などそれらを総合的にめがねが独断で判断し、我を装着するにふさわしいと めがねが認めた時、装着は完了するのじゃ!!」

「ふーん。」

「落ちつ、え?あ、うん。えっと・・・そんで、そのめがねをひっさげてめがねドレッサーコンテストに出演するんじゃ。 そんでそこで優勝するとスーパーコンタクトがもらえるのじゃ。」

「へー。思ったより簡単じゃん。」

「アホかジジィ!!全世界はもとより妖怪界、あと、芸能界とかまあたくさんのめがね自慢が集結するんじゃ!! 本来なら年中目玉むきだしにしてるワシが出場した所で逆立ちしても優勝できん!!」

「落ち着けよ親父。お前体もむきだしにしてんだろ。キモイんだよ。」

「ぶひーーー!!!ジジィ、このワシに向かって何という!!ワシにあうサイズの服がないんじゃ!!!」

「落ち着けよ親父。お前風呂の代わりに茶碗にお湯ためて体洗ってんだろ。あれさ、やめたほうがいいぜ。 臭くてその茶碗でもう飯食えねー(笑)」

「きょおぉぉおーーのじじーーーぃーーーー!!もーーー我慢の限界じゃ!!」

「落ち着けよ親父。んで、何だっけ?めがねドラッグ?どこで手に入んの?」

「駅前。」

「駅前?」

「うん、でもこないだ行ってもらってきたから実はもう持ってるんじゃよ。」

「親父、本当にいいんじゃな?お前そのドラッグを飲んだが最後、一生めがねの世界から抜け出せなくなるかもしれんのじゃぞ?」

「ん?なんだババァまだいたのか。ワシはもう腹はくくった。」

「そうか、ならあたいはもう止めないよ。」

「うむ。さあこれを飲めばいよいよめがねの世界じゃ・・・では・・・」





・・・・・・





「ってワシ口ないじゃん!!」



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