「ふむ、なるほどな。そういう訳で私の弟子になりたいというのか。」

「ああそうだ。だから早く私に本を出させろ。ベストセラーを出させろ」

「いや出させろって言われて出せるもんじゃないから。」

「いささかお前お隣さんだからっていい気になって適当に言ってるな?」

「いやそういう訳じゃ・・・」

「私が近所付き合いを大切にするタイプだとでも思ったのか!!」


「発言には気をつけろよ。もう一度言う。私にベストセラーを出させろ」

「ちょ、ちょっとサザエ君落ち着きたまえ。いきなり一主婦にすぎない君が本を書いても売れんのだよ」

「な、なんだと!?」

「何か賞を取るなどして有名にならんと・・・」

「・・・なるほど、賞か。おもしろい。賞を取らせろ。」

「た、確か今新人を対象にしたコンクールをやっていたはずだ。それに原稿を送ってみてはどうかね」

「いいだろう。お前の提案を採用する。」

「よし、締め切りまでにはまだ少し時間がある。それまでに文章を書くこつを教えよう」

「そんなものいらん。作文用紙をよこせ。今すぐ書いてやる。」

「いや作文て・・・。まあ書くっていうなら止めないが・・・。」





   色々シメてきた私      磯野サザエ

 まず私は格闘技をやっている。天下一武道会で優勝もした。

人間は2秒あれば殺れる。

この事を念頭にして次の文章を読んでほしい。

この間高校生のガキと肩がぶつかった。

ガキは「いてーなババァ」と言ってきた。

ガキは全部で6人いたが全員ぐちゃぐちゃにした。

この間街のアーケードでチンピラにからまれた

相手は二人いて両方ともドスを所持していたが

ぐちゃぐちゃにした。3秒かからなかった。

この間バーでぼったくられた。

20万請求されたが20円しか払わなかった。

すると奥から角棒を持った男が4人出てきた

全員ぐちゃぐちゃにした。

さて、これを読んでいるやつはぐちゃぐちゃにならないとよいのだが・・・。

正直賞をもらえなかった場合ショックで何をするか分からない

自分が怖い

本当に自分は怖いよ 審査員長さん





「できた。」

「どれどれ・・・ってこれ脅迫じゃん!!」

「違う。警告だ。」

「一緒だよ!だめだめこういうのは!賞とったらその文章は本になって載るんだから! これが世間に出回ったら捕まるよ、サザエ君!」

「へー。なるへそ。」

「書き直し!」



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