「俺はジャイアン。ガキ大将だ。」

「ククク、僕ハカツオ。今日ハヨロシクタノムヨ。」

「お前ら二人しかいないのか〜?」

「ソウダ、ナ?中島。」

「もちろんだよ磯野〜!」

「んだよたった二人かよ〜、おーい、みんな一回でコールド勝ちしてやろうぜ〜!」

「ククク。ジャア先攻ヲクレテヤル。」

「私が審判をする。依存はないな?カツオ。」

「ククク。」



「プレイボーーーール!」



「一番バッターは俺様だ!いきなりホームランだしてやるぜ!」

「ククク、ジャア投ゲルゾ」


「!!!」

「こ、これは!ボールが早すぎて見えない!!いや・・・違う!見えないどころか」


「ボールが百八個に見える!!」


「・・・なるほど。これは俺の煩悩という訳か。見える物だけに反応してはいけない。目をつぶって・・・心の目で見るんだ。」


「・・・よし!見えた!!」



「ぎゃーー!ジャイアンの顔がふっとんだー!!」


「ククク、オ遊ビハモウコレマデダ。中島、プレイボールダ。」

「もちろんだよ磯野〜!」


次々と二人に殺されてく9人の球児達。

サザエ達4人は突然の出来事にあっけを取られ身動きが取れなかった。


最初に動いたのはドラえもんだった。


「の、のび太ーーーーー!!!!!」

「いけない!みんなドラえもんを止めるんだ!そしてここから逃げろ!!」



「邪魔ダドラ公!」



「ドラえもん!!」

ドラえもんはあっけなくカツオの蹴り一撃でバラバラになってしまった。


「ククク。オ前ラ全員逃ガサナイゾ。覚悟シテオケ。ナ?中島」

「もちろんだよ磯野〜!」


「・・・こ、殺される」



「父さん、やはり異様なパワーの発信源はここのようです。」


「お、お前は!!」



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