(シマシマのチャンチャンコにゲタ、左目を隠したおかっぱ頭!間違いない、昔父さんに聞いた事がある)

「どうやら力の発信源はあの眼鏡の少年と坊主の少年のようじゃな、鬼太郎

「!!」

「やはり鬼太郎さんですね!」

「ん?君は」

「私は磯野波平の娘、磯野サザエです。父からお話は聞いております。生前父が唯一敵わなかったのが鬼太郎さんだったとか。」

「僕は半妖怪ですからね。波平さんは人間の中では敵無しだったでしょうが妖怪には勝てません。力の出所が違うんです。」


「・・・カツオを止めに来たんですね?」

「はい・・・あの力は人間にしては異常すぎます。本来僕が手を出す範囲ではないのですが、危険すぎるので。」

そう言うと鬼太郎はゆっくりとカツオの方へ向かって行った



「ナンダオ前ハ・・・オ前ニンゲンデハナイナ?ククク、面白イ。中島!手ヲ出スナヨ!」

「もちろんだよ磯野〜!」

「カツオ君、悪いけど一緒に来てもらうよ。」

言うが早いか鬼太郎は着ているチャンチャンコをカツオの体に巻きつけた



「グオーーーナンダコノ服ハーーーー取レナイゾーー!!頑固ナヨゴレカーーーー」

「このチャンチャンコは一度相手にまきついたら離れないぞ。そして相手の自由を奪うんだ!さあサザエさん達、 今のうちに逃げるんだ!」

「アンパン、ドラえもんの体を持ってきてくれ!直せるかもしれない!行くぞ、キリコ!」

「グオーーー中島ーーー追エー!絶対逃ガスナーー」

「もちろんだよ磯野〜!」

「しまった!」

「大丈夫じゃ、鬼太郎。あの眼鏡の少年はそこまで強くはない。サザエ達がなんとかするはずじゃ。 それよりチャンチャンコをもっとキツく絞めるんじゃ!」

「分かりました、父さん」

「グオーーーコンナ布風情ガーーー!!」

「く、父さん!すごい力です!」

「慌てるな、鬼太郎!人間の力で破れるはずはない!」

「グオーーーーー!!!!」

「ダメだ!ちぎれる!!」

「!」

「チャンチャンコが破られた!と、父さん!左目の使用許可を!」

「ダメじゃ!人間を傷つけてはならん!」

「父さん、奴の妖力は40000です!25000の僕じゃ逃げるのもままならない!」

「よ、40000じゃと!なぜ人間に妖力が存在するのじゃーーー!!!!・・・しかし人間を傷つけではダメじゃ!きっと何者かに憑依されてるに違いない!憑依されてる部分を上手く倒すのじゃ!」

「父さん、気づきませんか?彼は憑依などされてません!」

「そんなバカな!生身の人間が妖力を・・・しかも40000など・・・」

「何ヲゴチャゴチャヤッテイルゥゥゥ。カカッテ来ナイノナラコッチカラ行クゾォォォ!!!」

「父さんすみません!使います!!」

「くぅ。。。やむをえん。使えぃ!」

「グオォォォ何ダソノ目ハァァァXXXXX頭ガアあぁァぁァぁぁぁああ」

「僕の左目は全ての事象を無にする」

ドカアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーン!!!!!!!!!

カツオの頭は粉々に砕けちった



「やったな。キタロウ。」

「はい、父さん。でもエネルギーを全部使いきったからしばらく休まなきゃ・・・。」



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