「アンパンマン、パトロールにいっておいで。」

「はい・・・ジャムおじさん・・・」



アンパンマンは飛び立ったはいいものの、既に極限状態、限界ギリギリであった。

というのも、ジャムおじさんのパンが全く売れないため、

財政難に陥りアンパンマンに食物を与える余裕はなくなってしまいっていた。

そのため食物のほとんどをジャムおじさんとバタ子さんだけで食べていたのだ。

というか彼の顔もほとんど食べられていた。



「あー・・・お腹減ったなー・・・最近。。。」

「流動食しか食べてない・・・」





「あ、あれはバイキンマン・・・また悪さをしてるぞ・・・」

「おーい、バイキンマン・・・」

「げ!アンパンマン!ん?」

「はっひふっへほ〜!!」

「なんだ、お前もうほとんど顔残ってないじゃないか!これなら勝てるぞ!」



「・・・うっせーよ。殺すぞ。毎回毎回世話やかせんじゃねーよ、正直 てめーにはうんざりなんだよ。」

「え?あの・・・アンパンマン・・・さん?」

「なんか食い物よこせ。」

「え、食べ物ですか?」

「早くしろ!!ぶっ殺すぞ!!」

「はい!!すみません!!!どうぞ!」



「元気100倍!アンパンマン!!」

「バイキン、てめージャム親父んとこ行って新しい顔貰ってこい。」

「え、でも僕が行っても貰えないっすよ〜」

「ごちゃごちゃ言ってねーで早くいけ。殺されてーか?」

「い、今すぐ行ってきます!」




ー10分後ー




「取ってきました!ハァハァハァ・・・取ってきまゼハァ!きましたよ!ハァハァ・・・」

「ごくろう。さて、もうこの街にも飽きた・・・俺はここを出るぜ。」

「え?ど、どちらに行かれるつもりですか??」

「そうだな・・・とりあえず、」

「天下一武道会に出場する」

「は?」



アンパンマン、天下一武道会出場決定!!




















「ドラえも〜ん!」

「どうしたんだい?のび太君」

「ジャイアンとスネオに仕返ししてほしいんだ!」

「またいじめられたの?」

「あいつらったらね、ひどいんだ!」

「だからどうしたんだい?」

「あのね、あのね、」

「じれってーな、さっさとしゃべれや」

「え??ド、ドラえもん?」

「触んな気色悪い!」

「ちょっとどうしたんだよドラえも〜ん。いつものドラえもんじゃないじゃないか」

「やかましいわ!もうワイは可愛がられるだけのロボットじゃないんや」

「どういう意味?」

「うっさいわボケ!とにかくワイはもうここから出てく。後は自分でなんとかせい。」

「そんな〜僕一人じゃ何も出来ないよ〜。まだ僕の世話してよ〜」

「なんでやねん!辞めさせてもらうわ!」

「22世紀に帰るの?帰っちゃやだよ〜!」

「泣くなボケ!22世紀に帰るんやない。天下一武道会に出場するんや」



「て、天下一武道会に!?」



「おう。最強の称号を得たらまたここに戻ってきてやるわ。」

「ドラえも〜〜〜〜〜ん!!!!!」



ドラえもん、天下一武道会出場決定!!




















「父さん、行ってきます。」

「あまり無理せんようにな。」

「サザエ!がんばれ!応援してるぞ!」

「ありがとう、マスオさん。」

「ママー、がんばってくださーい。」

「ありがとう、タラちゃん。」

「勝てないと思ったら棄権するんですよ、サザエ。」

「分かってるわよ母さん。」

「お姉ちゃんがんばってね!」

「ありがとね、ワカメ」

「ニャーン」

「あらタマも応援してくれるの?」

「きっと恥をさらすだけだから辞めろって言ってるんだよー」

「ちょっとどういう意味よカツオ!」

「待ちなさい!カツオー!」

「へへへ〜」

「サザエ、早くしないと遅刻しますよ。」

「分かってるわよ!じゃ、行ってきまーす!」

「姉さんお土産買ってきてねー、僕ケーキがいいなー」

「カツオ!サザエは遊びに行くんじゃないんですよ。」

「買ってきてあげるわよ、優勝賞金でね!」

「ちぇっ、もう勝った気でいるよ」

「ははは」「ははは」「わははは」「ふふふ」「ははははは」



「じゃ!磯野サザエ!行ってまいります!」



磯野サザエ、天下一武道会出場決定!




















「おっす、オラ悟空!いっちょやってみっか!」



孫悟空、普通に天下一武道会出場!







そして様々な強豪がひしめく今大会を制したのは 天才格闘一家、磯野家が長女、磯野サザエであった。



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